

2022.09.13
ガバナー補佐訪問会 12:30〜13:30
会長幹事懇談会 11:30~12:10
クラブアセンブリー② 13:40~
理事会③
池森由幸ガバナー補佐卓話
ロータリーの公共イメージの認知度向上とDEIについてご説明します。
DEIはロータリー活動にどのように関わってくるのか?
・ アメリカ合衆国におけるダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン (DEI) の動きは新しいものではありません。DEIという概念は、古くは1900年頃から主に教育機関・企業において、それらが、活発に発展しながら活動する際に必要であるとして取り組まれ始めた概念です。
・ 1960年代の公民権運動に端を発し、性別、性的指向、宗教、出身国、その他のアイデンティティを含むようになりました。
・ 1960年代から1970年代半ばまでの焦点は、職場、学校、およびコミュニティの統合の受け入れを意味する包容力(寛容)にありました。
・ 1970年代半ばから1990年代にかけて、多文化主義と、さまざまな人種的および民族的マイノリティの功績を認識することに焦点が当てられました。人口動態が変化し始め、2040年代までに「マジョリティ マイノリティ」文化に関する予測があったため、インクルージョンと公平性が強調されてきました。
・ 2010年代初頭以来、多様なグループがあらゆる経済的および社会的レベルで代表されることを保証するために、説明責任がますます強調されてきました。多くの場合、ソーシャル メディアを使用して、政府、企業、および市民社会に説明責任を持たせています。
Diversity(ダイバーシティ、多様性)
世の中には、いろいろな人がいます。
一人ひとりの個性を互いに受け入れ、尊重し、個性に価値を見つけることです。
ここでいう個性とは、人の内面や外面、つまり価値観、文化、宗教、性格、経験、性的指向、性自認、人種、民族、国籍、言語、性別、年齢、障がい、健康、家族、社会的地位、学歴、職歴等のあらゆる違いを指します。
Inclusion(インクルージョン、包括性)
一人ひとりが個性を発揮し、仲間はずれにしないことであり、積極的に組織として活かし合うことです。
それは目指す方向に向けて貢献したいと願う一人ひとりが主体的に参加し、言うべきことを言い合える状態です。その結果、私たちはより高い価値を生み出すことができます。
Equity(エクイティ、公平性)
人々の一人ひとりに対する機会の提供の公平性を追求することです。
それは一人ひとりの個性に応じて、誰もが情報やツール、仕組みなどを活用して挑戦する機会を得られるように支援し、公正に処遇する場を実現することです。