
2022.12.20
卓話 12:30〜
「次世代モビリティの世界動向」
㈱伊藤忠総研上席主任研究員 深尾三四郎様
理事会⑥
林会長挨拶
「命の意味」
こんにちは、今日は上期の最終例会です。今月でなんとか半分を終えました。40周年やクリスマス例会もできるようになり、とても有意義な上期だったと思います。 皆さんのお力で、ご協力で順調にすすんでいると感じています。今年をしめくくる例会に際し、心からお礼を申し上げます。来年も引き続き、よろしくお願いいたします。
今日はゲストの深尾さんに「次世代モビリティの世界動向」というテーマで卓話をいただきます。日本の自動車産業のゆくえは私たちにもおおきな影響があることですので、しっかりと聞きたいと思います。楽しみです。
その前に少し会長の時間をいただきます。今日の話はずいぶん以前に聞いた話なのですが、その時とても感動した話ですので、皆さんとシェアしたいと思います。
命という漢字のお話ですが、宗教家の方もみえるところで恐縮ですが、笑って聞いてください。
命という字には、天の意思がふくまれており、生まれた時から命は天の意思をはぐくんでいます。天から授かって、生まれた時に命は天の意思を持っているということです。天の意思を遂行している親が、自分の代ではできなかったことや、自分が感じている天命を、我が子に受け継ぐときに子供にその想いを込めて名前をつけることを「名命」と言います。それ以外は名づけとします。生まれて命名してもらったときに、受け継がれた天命や、ずっと変えられずに担いでゆくもの、親が誰か、どんな時代に生まれたか、性や容姿、一生変えることができないものといっしょに、変えることのできない「天命」を含んで、「宿命」と呼ぶそうです。命に宿る「天命」があるということです。その宿命を背負って、天命を成就するために、命を輝かせて生きていくことを「運命」といいます。すなわち、天命に従い、命を運用することだということですね。
そして、ひとところに、ひとつの場所に、天命があり、その場所で命を懸けて、成就してゆくことを「一所懸命」といいます。一所に命を懸けるということですね。
また、ひとつの仕事に一生をかけて取り組むことを「一生懸命」一生に命をかけるということですね。
そして、命を懸けた「天命」を子供たちに受け継いでほしい想いをはせて、子供に「命名」して、託してゆくということです。子供には初めから天命が備わっているということで、生まれた命を、天の意思を持って生きる、すなわち「生命」と書いて、命と呼ぶそうです。
命という字にこんな意味があったのだと、私が聞いたときはけっこう感動しました。
私はこの千種ロータリーの皆さんにも、優れた職業があり、職業を通じて社会に奉仕されていることが、決して偶然ではないものを感じています。また、こうして集まっていることもひとつの天命を帯びているのではないかと感じるときもあります。