名古屋千種ロータリークラブ

ROTARY CLUB OF NAGOYA CHIKUSA



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更新日 2019-04-18 | 作成日 2019-04-18

ロータリークラブの例会とは

ロータリークラブでは、原則として毎週クラブの例会が行われます。例会に出席することは、ロータリアンの三大義務(会費の納入、例会出席、ロータリー雑誌の購読)のうちの1つです。


さまざまなプログラム

 クラブ例会への出席は、ロータリアンの会員義務の
1つです。その例会は点鐘から始まります。その後のプログラムについては、食事、会長スピーチ、国際ロータリークラブや地区、近隣のクラブからのお知らせ、各委員会の報告などと続きますが、その順序は、クラブによってさまざまです。ロータリーソングを歌ったり、クラブによっては童謡などを歌っているところもあります。「四つのテスト」や「ロータリー綱領」を唱和するクラブもあります。
 また、ゆっくりと食事をしたり、例会での話をたくさん楽しむため、などの目的で、食事をする時間を例会時間には含まず点鐘前に例会場へ来た人から、食事を取るというクラブもあります。例会時間も、おおよそ1時間の日本国内とは異なり、国外では長短バラエティーに富んでいるようです。
 卓話は、毎週の例会のハイライト。クラブの会員が自分の職業やロータリーについて話をしたり、ロータリアン以外の人を迎えて話をしてもらったりします。また、クラブで世話をしている米山奨学生や交換学生が話をする場合もあります。

例会出席という義務

 前述の通り、ロータリアンには、例会に出席するという義務があります。出席の要件については、詳しく標準ロータリー・クラブ定款(第9条および第12条第4節)に規定されていますが、ホームクラブに出席できないときには、他クラブの例会や、ロータリーのその他の会合(地区大会やインターシティーミーティングなど)に出席する「メークアップ(Make-up)」という方法で、通常の例会欠席を補うことができます。

宗教や文化などに配慮する

 例会の運営にあたり、留意することが数点あります。例えば宗教(具体的には招詞や祈祷)に関してです。世界中のロータリークラブには、いろいろな宗教的信仰あるいは価値観をもって人類への奉仕に結束している会員がいますから、自治的なものであるロータリーは、すべてに寛容の精神で臨むことになっています。
 飲酒に関しては、法律や文化の範囲内でクラブの裁量に任されています。喫煙については国際ロータリークラブ細則に「個人の健康に有害であることを認識し、会員ならびに来賓は各自、会合およびその他のロータリー関連の行事の期間、喫煙を控えるよう奨励される」とあります。また、特別な場合を除いて、ロータリー以外の奉仕クラブと合同で週例会を開くことは、禁止されています。

ロータリーに関するプログラムを充実する

 「クラブは、地元地域のニーズに応じて独自のプログラムを開発すべきである。クラブのために特定の奉仕プロジェクトやプログラムを提唱したり、指示したりすることは、RI のプログラムの範囲内ではない。」(ロータリー章典8.010. 活動に関するクラブの自主性)。そして、ロータリーは単なる社交クラブではないのですから、娯楽的なものより当然、ロータリーに関するプログラムを充実させるよう、心がけねばなりません。

 同一地区内の他クラブの会長を招待し、来訪会長にそのクラブでの活動などについて、概要を話してもらうことも奨励されています。これにより、他クラブとの親睦を図ることができますし、奉仕プロジェクト交換ということも設定できるかもしれません。
 通常例会とはスタイルを変えて、例会をすることもあります。他クラブとの合同例会、日本のロータリークラブならではのお花見や観月例会、月に一度の早朝や夜間例会、ということもあります。
 また、やや事務的処理色の濃い例会になってしまいますが、クラブ用務、活動、クラブ行事の討議のためだけの例会も定期的に開くように奨励されています。時には前後左右を点検し前進していこう、ということです。
 さらに、ロータリー年度に少なくとも2回、ロータリー財団の目的、財団プログラム、財団の寄付増進活動に関するプログラムを行う会合を設けるように、となっています。これらの会合のうち1つは、ロータリー財団月間である11月中に行うことになっています。

時には会員以外の人も招く

 例会への来賓(Guest)についてですが、特に興味深いプログラムが準備できた、というときにはロータリアンではない地元の人、一般の人々を招待してほしいとされています。ロータリークラブの役割とその目的を理解してもらう広報のいい機会になるからです。
 若い人たち、学生や生徒たちも来賓として奨励されています。彼らにも、ロータリーのことを知ってもらえます。来賓は、なるべくいろいろな人にきてもらうことがクラブにとってもよい刺激になりますから、同じ人を繰り返し、というのは望ましくないとされています。
 もちろん、ロータリアンと配偶者は、大歓迎です。例会にクラブの会員以外の人が参加すれば、クラブの奉仕活動の実態を知ってもらえて、親睦も深まり、さらには新会員の入会につながるかもしれないからです。

人生を豊かにするために

 例会場ではまず受付へ。会員以外の訪問者(ビジター)は受付で「ビジターフィー(訪問費)」を支払い、名札をつくってもらいます。何でお金がいるのかな、と思われるかもしれませんが、ビジターのための例会時食事代として充当されるようです。ほとんどのクラブでは、一定の金額のビジターフィーが決まっています。海外では「食事」「飲み物」「何もいらない」など受付で選択して、それに応じたビジターフィーを払うクラブもあります。
 受け付けを済ませると、クラブの担当者が席に案内してくれます。訪問者のための席次が決まっていて、世話係の隣だったり、会長幹事などクラブ役員メンバーと同じテーブルだったりするクラブもあれば、まったく自由に、空いているところへどうぞ、というフリースタイルのクラブもあります。受付などにニコニコ(スマイル)ボックスが置いてある場合もありますが、献金するかどうかは自由。また、クラブによって金額も異なるようですから、迷ったらどなたかに聞いてみてください。
 訪問先のクラブ幹事からは「訪問ロータリアン報告用紙」(一般に「メークアップカード」と言われます)に、メークアップの旨が記入され、用紙はその場で手渡されたり、ホームクラブに送付されたりします。
 例会のスタイルは実に多種多様です。かつて、日本のロータリーの創始者である米山梅吉が、「ロータリーの例会は人生の道場」と語っていたように、例会の出席はロータリーの会員としての基本です。単なる義務としてではなく、ロータリーで人生を豊かにするために、自クラブの、そして、時には他クラブの例会へ、ぜひ参加してみてください。

参考文献 
『手続要覧2007年』など国際ロータリー発行の公式文献類
『ロータリーの友』など。
『ロータリーの友』2006年5月号「基本の樹」に掲載。その後の変更を訂正。
『ロータリージャパン』ロータリー関連資料内クラブ例会の抜粋